品川・名古屋間の建設については、足かけ4年にわたる環境影響評価法の手続きを経て、2014年に国土交通大臣より工事実施計画が認可されて以降、沿線各地で精力的に工事を進めていますが、南アルプストンネル静岡工区においては工事に伴う大井川の水資源や南アルプスの環境への影響の回避・低減のための当社の取組みに対して、静岡県などの理解を得られておらず、トンネル掘削工事に着手できないまま、契約の締結から既に7年以上が経過しています。
品川・名古屋間の早期開業のために静岡工区に1日でも早く着手できるよう、大井川の水資源への影響については国土交通省の「リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議」の「大井川水資源問題に関する中間報告」を、南アルプスの環境保全については有識者会議の「リニア中央新幹線静岡工区に関する報告書(令和5年報告)~環境保全に関する検討~」を踏まえて、静岡県をはじめとした関係者と対話を重ねています。
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