リニア中央新幹線は、時速500kmで走行する超電導リニアの輸送特性を最大限発揮するため、東京・名古屋・大阪間を結ぶ直通列車を中心に、中間駅に停車する列車を組み合わせていくことになります。一方で、東海道新幹線は、リニア中央新幹線の全線開業によって、現行の東海道新幹線の「のぞみ」のご利用の一部が中央新幹線にシフトすることで、東海道新幹線のダイヤに余裕ができた場合に、現在の「ひかり」「こだま」の停車駅の利便性向上につながるよう検討していきます。
リニア中央新幹線と東海道新幹線の運行体系については、それぞれの輸送特性を最大限発揮でき、かつ、相互の補完性などを考慮しながら、開業時期の経済情勢や他の輸送機関の動向を踏まえて、開業が近づいた時点で決定していきます。